8日の日経平均株価は、GDPが改定されて買いが先行したが、材料難と中国株の軟調で下げに転じ、さらに先物に売りが出て下げ幅が拡大、前日比205円55銭安の1万9492円60銭と大幅反落した。東証1部の出来高は19億2185万株。売買代金は2兆1093億円。騰落銘柄数は値上がり377銘柄、値下がり1430銘柄、変わらず116銘柄。市場は、利上げ開始を織り込んでいるとは言え、来週のFOMC(米連邦公開市場委員会)が接近し、手控える動きが出ている。国内も株価指数先物・オプション12月物のSQ(特別清算指数)算出に絡んで、明日、明後日と変動リスクがあり、手掛けづらかったとやや恨めし気のようだ。


8日の東京外国為替市場のドル円相場は、株安などが圧迫要因となり午後にかけてじり安となったが、終盤は小動きで推移した。午後5時現在、1ドル=123円10~10銭と前日比18銭のドル安・円高だった。始まり、123円30銭台で推移したドル円は、7~9月期GDP改定値が速報段階のマイナスからプラスに転じたことで円が買われ、123円20銭台に軟化。その後も日経平均株価の下落や中国の貿易統計が弱かったことが重しとなってじり安の展開となり、正午すぎには123円近辺まで下落した。123円近辺の水準では押し目買いも入ったものの、反発力は弱く、終盤はおおむね123円00~10銭のレンジで小動きが続いた。前日の海外市場で原油安を受けNYダウが反落するなどネガティブな材料が目立ち、ドル売り・円買いを促したようだ。。東京時間では中国株が下げたこともリスクオフムードを強めたようで、ドル円は終始上値が重かった。


今日のトヨタは大きく値を落として引けている。三菱重工はさらに大きく値を落としている。コマツも中国株の軟化の成果大きく値を落としている。まあ、政府が一生けん命あれこれやっても大国がちょっと揺らぐとこんなものだろう。


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