7日の日経平均株価は、前場で伸ばした市場は後場では売り買いが交錯して伸び悩み、一時は持ち直したが、上げ幅を縮小して、前週末比193円67銭高の1万9698円15銭と大幅反発。終値での1万9600円台は3日(1万9939円90銭)以来の高値水準となる。東証1部の出来高は16億5760万株、売買代金は1兆8918億円。騰落銘柄数は値上がり1275銘柄、値下がり486銘柄、変わらず161銘柄。市場は、前週末の下げ(435円安)からは戻し切れていないが、1日で25日線を回復しており、まずまずだ。ただ、2万超えを促す材料は見当たらず、週末のメジャーSQ(特別清算指数)算出を控え、ボラティリティ(変動率)が高くなる可能性もあると反発にも警戒気味のようだ。
7日午後の東京外国為替市場のドル円相場は、引き続き手掛かり材料に乏しい中、123円20~30銭の狭いレンジ内で小動きに終始した。午後5時現在は、1ドル=123円28~28銭と前週末比51銭のドル高・円安だった。始まり、123円20銭前後で取引されたドル円は午前中、同水準でもみ合った後、日経平均株価が前引けにかけて上値を切り上げたことで123円30銭前後に上昇。午後は株価が伸び悩んだが、ドル円は終盤にかけて底堅さを維持した。もっとも値動きは狭く、積極的な売り買いの材料に乏しく、方向感が出にくかったようだ。また、米雇用統計の結果により米利上げが確実になった一方で、長期金利が低下したためドルの上値は抑えられたとみる向きもある。
今日は市場が値を伸ばした割にはトヨタ、三菱重工は超小幅な伸びで終わっている。ほとんど値動きなしといった状態だった。コマツは小幅ながら前2社よりはもう少し値を伸ばしたようだ。
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