2日の日経平均株価は、利益確定に押されて2万円を割り込み、さらには先物にも売りが出て、値を下げたが、根強い買いに支えられて落ち込みは限定されたが、前日比74円27銭安の1万9938円13銭と反落。東証1部の出来高は18億9807万株、売買代金は2兆3057億円。騰落銘柄数は値上がり873銘柄、値下がり885銘柄、変わらず163銘柄。市場は、日経平均2万円乗せで、さらに買い進む材料に乏しく、短期的な過熱感もある。ただ、これまでのような外国人による買い戻しにとどまらず、中・長期資金の流入も観測されており、ECB(欧州中央銀行)理事会や米雇用統計などの海外イベントを無事通過すれば、年末高への期待が高まってくるのではないかとやや希望を覗かせていた。
2日の東京外国為替市場のドル円相場は、週後半の大きなイベントを前に調整的な買いが優勢となり、小幅に上昇した。午後5時現在は、1ドル=123円05~06銭と前日比19銭のドル高・円安だった。始まりは、122円80~90銭台で取引された。日経平均株価が前引けにかけて下げ幅を縮小させると、ドル円にも買いが入り、正午すぎに123円台に乗せた。午後はしばらく同水準でもみ合った。終盤は欧州投資家による売り買いが交錯してやや不安定な値動きとなった。3日にイエレンFRB議長の議会証言やECB理事会、4日に米雇用統計発表を控え、持ち高調整が中心の一日だったという。また、多くの米国企業が12月の決算期を控える中、ドルが調達されたようだ。
今日のトヨタは小幅ながらしっかりと値を上げて引けている。三菱重工は小幅な下落、コマツはやや大きく値を下げているようだ。
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