1日の日経平均株価は、円安や企業の設備投資の増加など追い風を受けて値を上げ、引け際に先物に買いが入ってさらに値を上げて、前日比264円93銭高の2万12円40銭と大幅反発。終値ベースで、8月20日以来約3カ月半ぶりに2万円を回復した。東証1部の出来高は20億5018万株。売買代金は2兆4304億円。騰落銘柄数は値上がり1338銘柄、値下がり458銘柄、変わらず125銘柄。市場は、イベント前に2万円に乗せた。イベントに対する期待感が高まる一方で、期待値の高まりに対するリスクもある。達成感からの利益確定売りが出ることも想定される。方向感が定まったとは言えないと警戒感をにじませた。
1日の東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価の堅調を眺めた買いに支えられ、底堅く推移した。午後5時現在は、1ドル=122円86~86銭と前日比03銭の小幅ドル高・円安だった。始まりは、123円20銭台で取引されたドル円は、株価の堅調な展開で仲値前に123円30銭近くに上昇した。その後、GPIFが少額の為替ヘッジを開始したとの一部報道を受けて円が買われ、正午前に122円60銭台に下落。しかし午後は買い戻しが入り、下げ幅を縮めた。株式市場がリスクオン地合いとなったことで、ドルの下値は堅かった。ただ、ECB理事会と米雇用統計を控えて全体的に様子見ムードが強かったようで、午後に買いが入った場面でも戻りは鈍かった。今夜の欧米市場についてはGPIFの報道がどうみられるかと、ISM米製造業景況指数が注目されると言う。
今日のトヨタはしっかりと値を上げた。三菱重工はさらに大幅に値を上げている。コマツもしっかりで今日はどこも堅調だったようだ。
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