25日の日経平均株価は、売り優勢の中、根強い買いに支えられて大きく崩れることもなく、それでも前日比77円31銭安の1万9847円58銭と6営業日ぶりに反落だった。東証1部の出来高は20億765万株、売買代金は2兆1891億円。騰落銘柄数は値上がり518銘柄、値下がり1294銘柄、変わらず106銘柄。市場は、下げさせたくないような、しぶとい動きだ。ただ、26日は感謝祭で米国市場は休場となり、海外フローが細ってくる。明日は指数的に大きな動きは期待できず、個人投資家による中小型株物色が中心になるのではないかとやや弱気のようだ。


25日の東京外国為替市場のドル円相場は、新規の取引材料に乏しい中、株安を眺めて下落した。午後5時現在は、1ドル=122円31~32銭と前日比35銭のドル安・円高だった。始まりは、122円50銭前後で取引されたドル円だが、日経平均株価の下落を眺めて売られ、正午ごろに122円20銭台に軟化。午後は株価が下げ幅を縮小したためやや買い戻されたが上値は重く、終盤は欧州勢の売りも入って再び軟化した。市場関係者は、26日の米感謝祭を前に(海外勢が)休みモードに入っている。来週に控えるECB定例理事会と米雇用統計という2大イベントまで様子見ムードが続くだろうと様子見ムードのようだ。また、トルコ軍機によるロシア軍機撃墜など世界情勢は不透明感が強まっており、リスクを取る環境ではない。取引が手控えられやすい雰囲気だったとも言う。


今日のトヨタは、小幅な下落、円高が影響したのだろうか。それともリコールか。三菱重工はMRJやH2Aの成功などもあり、追い風だが、これも小幅な下落だった。コマツだけが超小幅な上昇で引けている。


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