今日はCC110クロスカブが納車になった。幸い、雨も降っていなかったので風邪で食事が摂れない最悪の状況の中、ちょっとのつもりが、足柄峠まで往復60キロのちょっとしたツーリングになってしまった。
まずシート高はCB1300よりもちょっと高い。しかもステアリングまでの距離が近いので超アップライトな乗車姿勢となる。その姿勢とロータリーシフトにはちょっと戸惑ったが、すぐに慣れた。またタンクがないのでニーグリップが出来ず、タイヤの幅も狭くて安定感に欠ける気がしたが、それもすぐに慣れた。
パワーはそれなり、ギア比が低めなせいか、出足が悪いと言うことはない。でも1速ではすぐに回転がリミットに達してしまうように思う。最初は全体に違和感があったが、これもすぐに慣れた。
山坂道では、足柄峠に至る道筋はけっこう傾斜が厳しいのだが、2速、3速で登り切った。旋回性も悪くはない。チェンシンタイヤもそれなりにグリップする。未舗装路はそれなり、注意しないと危ないかもしれない。下りもそれなりにくるくる走る。そうそう悪くもない。平たん路でも60km位は余裕で出せる。まあ近所走りやとことこのんびり走るには良いだろう。
クロスカブで戻ってCB1300に乗り換えると、「お、お前、何時からセパハンのスーパースポーツになってしまったんだ」と思うくらいに前傾姿勢がきつい。またパワーが違いすぎるので右折左折の時のアクセルを開きすぎて、「おっとっと、・・・」と言うことになってしまう。CB1300が疾風怒涛ならクロスカブはそよ風だろう。どっちが良いかって。そりゃあ、CB1300だろう。あの怒涛の加速は何物にも替え難い。
しかし、クロスカブもユーターンは自由自在だし、取り回しは軽々、そしてあのバイクに立ちゴケはあり得ない。パワーに任せて爽快に長距離を走るか、とことこのんびり下道を走るか、それは好みだろう。さて、クロスカブ、どう使おうか。ゆっくり考えよう。

● 簡単に足柄峠まで登ってしまった。

● 軽量感があるバイクだなあ、・・・。

● 愛嬌があると言えばそんな感じがしないでもない。
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