20日の日経平均株価は、下げる場面もあったが、全般に根強い買いが続いて、前日比20円00銭高の1万9879円81銭と小幅ながら4日続伸だった。東証1部の出来高は18億4455万株、売買代金は2兆1857億円。騰落銘柄数は値上がり1139銘柄、値下がり623銘柄、変わらず153銘柄。市場は、最近の需給は、外国人投資家が買い戻しに動く一方、個人投資家が利益確定売りを出す構図になっており、新たな実弾買いが入らないと日経平均2万円超えは難しいのでないかとやや弱気のようだ。
20日の東京外国為替市場のドル円相場は、手掛かり難から方向感に乏しい中を調整売りなどに下落した。午後5時現在は、1ドル=123円00~01銭と前日比36銭のドル安・円高だった。始まりは、122円90銭前後で取引されたドル円だが、仲値前後に実需の買いが入り、一旦123円台に乗せたが上値は重かった。午後は調整売りや軟調に推移した日経平均株価が重しとなり、しばらく122円台後半での推移が続いたが、午後3時ごろからは欧州投資家による買いが入り、123円台に戻した。結局、一日を通じて売りも買いも方向感は出なかった。市場関係者は、3連休を控えて持ち高調整中心の展開だったのではないかと言う。
今日はトヨタ、三菱重工、コマツとも小幅な下げで終わったが、その中でもコマツの下げ方が一番大きかったようだ。しかし、いずれにしても市場と同様に売り買いどちらにも方向感が出なかったのだろう。
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