17日の日経平均株価は、パリ同時テロの影響が比較的軽かったことが好感され、買いが先行、前日まで下落続きだったこともあり買戻しが入って、前日比236円94銭高の1万9630円63銭と反発した。東証1部の出来高は22億5050万株。売買代金は2兆6513億円。騰落銘柄数は値上がり1501銘柄、値下がり317銘柄、変わらず96銘柄。市場は、心配された欧州市場が落ち着ていたことに加え、米国株が上昇し円安となったことから、買い戻しが入った。直近の調整で一時に比べたら過熱感が後退した。2万円を視野にした先高観には変化はないと自信をのぞかせている。


17日の東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価の強さを眺めたリスクオンのドル買いに朝方からじり高となったものの、終盤にかけてはドルを売り戻す動きに上値重く推移した。午後5時現在、1ドル=123円26~26銭と前日比64銭のドル高・円安だった。始まりは、123円10~20銭台で取引されたが、日経平均株価が堅調に寄り付くと徐々に水準を切り上げ、昼前には123円40銭近辺まで上昇した。午後は株価上昇が一服したこともあり同水準を天井にもみ合ったが、欧州勢が参入すると利益確定のドル売りが優勢となり、やや値を下げる展開となった。依然として12月の米利上げ観測でドルは買われやすいようだが、今夜発表の米消費者物価が予想を下回れば、ドル買いの動きに水を差す可能性もあるという。


今日のトヨタは大きく値を上げている。円安は追い風なのだろう。三菱重工はさらに高値で引けている。コマツも大幅高で今日は言うことはない。


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