9日後場の日経平均株価は、売り優先の中、根強い買いに持ち直し、その後は上げ幅を拡大、終盤やや利益確定に押されたが、前週末比377円14銭高の1万9642円74銭と大幅に4営業日続伸。終値での1万9600円台は8月20日(2万33円52銭)以来の高値水準となる。東証1部の出来高は25億1472万株、売買代金は2兆9983億円。騰落銘柄数は値上がり1563銘柄、値下がり294銘柄、変わらず54銘柄。市場は、後場寄りで売りが出たが、現物買いがしっかり入り、先物も強い。米雇用統計の大幅改善、円安、NY株高となり、外部環境が良好で上昇ムードだ。ただ、次の『マド』(8月20日安値2万33円-21日高値1万9737円)埋めには距離があり、短期的な過熱感も気になると警戒気味のようだ。


9日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤にかけて欧州勢のドル買いに、一時123円台半ばまで強含む展開となった。午後5時現在は、1ドル=123円38~39銭と前週末比1円50銭のドル高・円安だった。先週末の米雇用統計を受けて年内の米利上げ観測が強まる中、ドル円は午前中、日経平均の上げ幅拡大を眺めて123円40銭台まで値を上げた。午後は利益確定の売りに一時123円20銭近辺に下落する場面も見られたが、終盤にかけては欧州勢のドル買いに再び123円台半ばまで上昇、その後も高値圏で推移している。市場関係者は、株価の堅調と年内の米利上げ観測の高まりから、上値を試す展開になったと言う。


今日のトヨタはしっかり、莫大な利益を出したことへの好感だろう。三菱重工はこれまた大幅な上昇で引けている。コマツもしっかりで今日は市場が大きく上げた恩恵を受けているようだ。


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