6日の日経平均株価は、好業種株中心に買われ、円安傾向もあって買い気は強く、前日比149円19銭高の1万9265円60銭と3日続伸。200日移動平均線を超え、終値での1万9200円台は8月21日(1万9435円83銭)以来2カ月半ぶりの高値水準となる。東証1部の出来高は20億3608万株、売買代金は2兆4248億円。騰落銘柄数は値上がり1311銘柄、値下がり497銘柄、変わらず102銘柄。市場は、強い強い動きだ。円安がフォローになり、安倍首相が16年度の税制改正大綱で法人税のさらなる引き下げを実施するとのニュースも効いているようだ。むろん、米雇用統計次第だが、上値抵抗線となる200日線を上抜き、『マド』(8月21日安値1万9453円-翌週明け24日高値1万9154円)埋めが意識されると強気のようだ。


6日の東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価の上昇や、今夜発表される米雇用統計を控えて思惑的な買いが強まり、小幅に上昇した。午後5時現在は、1ドル=121円88~88銭と前日比09銭の小幅ドル高・円安だった。始まりは、121円70銭前後で推移、その後、121円60銭前後に水準を下げてもみ合った。午後、株価が上げ幅を広げるとドル買いが強まり、終盤に向けては米雇用統計への期待感から一層の買いが入り、一時121円90銭台まで上伸した。市場関係者は、ここ数日は利上げへの期待が強まっており、雇用統計の発表を控えて思惑的なドル買いが広がりやすかったのではないかと見るようだ。


今日のトヨタは極めて小幅な上げ、三菱重工は逆に極めて小さな下落、コマツも小さな上げで引けている。3社ともほとんど値動きなしと言っても良い状況のようだ。


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