沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)移設を巡り、沖縄県は6日午前、名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認取り消し処分に対する国の是正勧告について、石井国土交通相に対し、「処分を取り消す考えはない」として拒否する回答文書を発送した。

 
翁長(おなが)雄志(たけし)知事は文書発送後に県庁で記者会見を開き、「承認取り消しは適法で、勧告に従うことはできない」と改めて強調した。

 
国交相は10月29日に地方自治法に基づく代執行手続きの一環として是正勧告を行い、11月6日を是正期限としていた。国は改めて県に是正を指示した上で、翁長氏が応じなければ、今月中にも高裁に提訴する。

 
翁長氏は記者会見で、「辺野古に新基地を造らせないためにあらゆる手段を講じる」と述べ、勧告に続く指示にも応じない意向を示した。さらに、国交相に対し、代執行手続きなどについて説明を求める公開質問状を送付したことも明らかにした。回答は13日を期限とした。翁長氏は「国はなりふり構わず移設を強行しようとしている」と政府の姿勢を批判した。


この人って一般県政事務はしているんだろうか。沖縄の一番の問題って基地があることではなくて、それによって様々な思惑や利害があり、そのことにあまりに集中し過ぎることではないのか。


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