2日の日経平均株価は、小動きの中、先物への売りで下落が始まり、休前日のためか様子見もあり、前週末比399円86銭安の1万8683円24銭と4営業日ぶりに大幅反落。終値での1万8700円割れは10月22日(1万8435円87銭)以来7営業日ぶりの安値水準となる。広範囲に売られ、東証業種別株価指数は全33業種が下落した。東証1部の出来高は21億7162万株、売買代金は2兆4645億円。騰落銘柄数は値上がり304銘柄、値下がり1529銘柄、変わらず73銘柄。
市場は、日銀の金融緩和見送りにしても中国経済指標にしても売り要因の決定打とは思えず、様子見気分のなか、仕掛け売りが影響したのではないか。短期2段上げでテクニカル的な過熱感があり、それを冷ます意味でもしばらく調整が尾を引く可能性があると警戒気味のようだ。
市場は、日銀の金融緩和見送りにしても中国経済指標にしても売り要因の決定打とは思えず、様子見気分のなか、仕掛け売りが影響したのではないか。短期2段上げでテクニカル的な過熱感があり、それを冷ます意味でもしばらく調整が尾を引く可能性があると警戒気味のようだ。
2日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、日経平均株価の下げ渋りを眺め、午前中売られすぎた反動から買い戻しが入ってやや上昇した。午後5時現在は、1ドル=120円45~45銭と前週末比29銭のドル安・円高だった。始まりには120円20銭台だったドル円は、午前9時前に120円60銭付近に水準を上げた後、国内株安を眺めたドルの利食い売りで昼すぎにかけ120円20銭台に軟化。売り一巡後は徐々に下げ渋り、午後4時半すぎに120円台半ばに上昇した。ただ、この水準に乗せると売りが出て上値を抑えられた。市場関係者は、特別な材料がなく、祝日前ということもあってポジション調整中心の動きだったと言う。また、米国時間に発表される10月の米ISM製造業景況指数を見極めようとの思惑から、ドルの上値は重かったようだ。
今日のトヨタはやや大きく下げている。三菱重工は大きく下げて600円台を割り込んだ。コマツも不調のようで2000円台を大きく割っている。
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