中国国家統計局は1日、製造業の10月の景況感を示す購買担当者指数(PMI)が前月と横ばいの49.8だったと発表した。景気判断の分かれ目となる50を3カ月連続で割り込んだ。中国当局は追加利下げなど景気てこ入れ策を相次ぎ打ち出しているが、目立った効果は上がらず、減速する中国経済は回復の兆しが見えない。

 
製造業の規模別では、国有企業が大半の大企業の指数は51.0と50を超えたものの、前月比では0.1ポイントの下降。民間中心の中規模企業は48.7、小規模企業は46.6といずれも50を大きく割り込んだ。

 
国家統計局は「小規模企業は依然として資金調達難に悩まされている」と説明した。銀行の貸し渋りも続いているもようだ。

 
PMIを構成する雇用動向は全体で47.8と不調な数字。鉄鋼や建材など生産過剰が続く業種で減産や工場閉鎖が相次ぎ、輸出も振るわないことから、民間企業が従業員数を減らしていることをうかがわせる。


これまでいろいろと裏で細工をして来たのだろうから、簡単には回復するはずがない。余分なものを切って捨てて経済の形を変えないといけないので相当な時間がかかるだろう。あるいは回復不能かもしれない。しかし、世界平和のためには相当に厳しくこけてもらった方が良いだろう。まあ、永久に急成長を続ける経済などあり得ない。あとはどう軟着陸させるか、それが政治の見せどころだろうけど、・・だめだろうなあ。


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