26日の日経平均株価は、中国の金融緩和などを好感して買いが先行したが、後半には利益確定などで上げ幅を失い、前週末比121円82銭高の1万8947円12銭と続伸。終値での1万8900円台は8月31日(1万9136円32銭)以来ほぼ2カ月ぶりの高値水準となる。東証1部の出来高は18億1051万株、売買代金は2兆1253億円。騰落銘柄数は値上がり1252銘柄、値下がり519銘柄、変わらず132銘柄。市場は、直近上昇の影響もあり、後場は伸び悩んだ。日経平均では、75日線と200日線とのデッドクロス・ラインや、日足一目均衡表の『雲』上限に当たる1万9100円台後半を視野に入れ、戻り売りが出やすい水準になるとやや警戒感をにじませた。


26日の東京外国為替市場のドル円相場は、利食い売りが先行し、終盤も欧州勢の売りに押され気味だった。午後5時現在は、1ドル=120円96~96銭と前週末比62銭のドル高・円安だった。始まりは、121円40銭前後で推移したドル円は午前、前週末の海外市場で中国人民銀行の利下げを好感し急伸した反動で、午前中から利益確定売りが優勢。日経平均株価の堅調を横目に121円10銭前後で取引された。午後も弱含みの展開が続き、終盤は欧州勢によりさらにドルが売られ、120円80銭台に値を下げた。ドル円が121円台で頭打ちになったことについて市場は、イベントを前に持ち高調整されたと言う。別の市場関係者は、朝から国内輸出企業の円買いドル売りが出て上値が重かった。週後半の日米の金融政策のイベントを経てドル安・円高方向に触れるとみる実需筋がドル売りを出したのかもしれないと話した。


今日はトヨタとコマツは小幅な上げ、三菱重工だけが大きく値を上げてしっかりで引けている。まあ、今後も中国の景気動向で動くのだろうが、どうも中国の景気は政府が発表しているよりも相当に悪いようなのでドカンとくるかもしれない。


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