海上自衛隊大湊基地(むつ市)の護衛艦「すずなみ」(4650トン)と「まきなみ」(同)が23日、アフリカ・ソマリア沖での海賊対策任務に当たるため、同基地を出港した。
海賊対処法に基づく大湊基地からの派遣は8回目(延べ10隻)。集団的自衛権の行使を可能とする安全保障関連法の成立後、初めての派遣となる。
出国行事が同基地であり、坂田竜三大湊地方総監が「積極的平和主義のもと、強い信念を持って任務を遂行してほしい」と中谷元・防衛相の訓示を代読。第3護衛隊司令の吉岡猛1等海佐が「国民と国際社会の期待に応えるべく、しっかりと任務に当たる」とあいさつした。
2隻には隊員約390人と海上保安官8人が乗船。午前10時ごろ、家族や地元関係者ら約500人の見送りを受けながら、大湊基地の桟橋を離れた。派遣期間は3~4カ月ほどとみられ、ソマリア沖の警戒監視や商船護衛の任務に当たる。
安保法成立後、初の護衛艦派遣とあって、同基地近くでは市民グループが派遣反対の声を上げた。
世界の主要国として今後はさらにこうした任務が増えるだろう。また、一歩普通の国に近づいたことで派遣隊員の危険も増すだろう。任務を全うして何事もなく無事に帰還して欲しい。ところで、「市民団体」って何なんだ。要するに「反戦派遣反対派」と言うことなんだろう。市民って市民じゃない人間がいるのか。国民は全て市民だろう。「派遣反対派」と言えば良いじゃないか。
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