22日の日経平均株価は、米株安の影響で売りが先行、その後円高傾向も売りに拍車をかけ、前日比118円41銭安の1万8435円87銭と3日ぶりに反落して取引を終了した。東証1部の出来高は18億4240万株で、売買代金は1兆9835億円と2日ぶりに2兆円を割り込んだ。騰落銘柄数は値上がり571銘柄、値下がり1170銘柄、変わらず161銘柄だった。市場は、投資部門別売買状況で信託銀行が10月第1週(5-10日)まで7週連続で買い越しを続けるなか、30日に日銀による追加緩和策に対する期待も高いとみられ、売りたくても売れない状況が、底堅さにつながっているとやや気落ちの体だった。


22日の東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価が午後に下げ足を速めたのを受けて売りが優勢となり、水準を切り下げた。午後5時現在は、1ドル=119円68~68銭と前日比18銭のドル安・円高だった。始まりは、119円90銭前後でもみ合っていたが、日経平均の下げ幅拡大を背景に売りが広がり、午後に入ると119円60銭台まで値を下げた。その後は持ち直したが、戻りは鈍い。終盤の戻りについて、FX業者は、今夜のECB理事会を前にしたポジション調整的な動きと分析。狭いレンジでの取引が継続していることに関し、(ECBの)金融政策で何かが動きだすことへの期待もあるのではないかという。


今日のトヨタは小幅な下落で引けている。ドル安は鬼門だろうか。三菱重工はやや大きく値を下げたのは、利益確定だろうか。小松がもっとも下げ幅が小さかった。今日はどうも全般にはっきりしないさえない相場模様だったようだ。


日本ブログ村へ(↓)