教習所は今週お上の総合検査があるとかでバタバタしている。何せ監督官庁の検査なのでいろいろ指摘されるとまずいことになるらしい。こちらとしては普段から規定どおりにやっていれば何も慌てることはないので、「だからなんだと言うんだ。何かまずいことでもあるのか」と笑って見ている。


でも今週の休日には教習コースの白線塗りをやらされた。「そんなもの業者にやらせろ」と言うと、「コースの舗装を直した時は業者にやらせるんですが、そうでない場合は職員が手作業で補修します」と言う。やってみたが、路面が荒れているのと塗料の伸びが悪く塗りにくいこと夥しい。それでもバイク教習コースの8の字ラインを全部塗り直した。フリーハンドでやるので多少の凸凹はあるが、まあまあというところだった。でも爪にまだペンキが残っている。


それからテラスの花壇の花も植え替えてやった。別に花や植物に興味があるわけでもないし、花を愛でて楽しいわけでもない。たまたま安い花を売っていたので数鉢買って植えておいた。以前職員が自宅からマリーゴールド、・・・だろうと思う、を持ってきてくれたのだが、土が砂土で水分が足りなかったのか、育ちが悪くみすぼらしいので植え替えた。まあ教習所というお客商売もなかなか大変だ。


ところでうちにはCB750(RC42というのか)が4台ある。大型二輪教習の時にお世話になったが、もう相当に年季が入っている。あちこちがたがたでオイル漏れしているのもある。NC750とともに教習で使用しているのだが、見た目は元気に走っている。


今日は修理に出したのが戻ってきたので業者に、「これって整備すれば車検が取れるか」と聞いたら、「うーん、まず排ガス規制をクリアしないと。マフラーを替えないと、触媒が3個入った奴に、・・。それからエンジンだのキャブだのいろいろ手を入れないと。まあ、取れないことはないと思いますが、相当金がかかると思いますね。」と言う。


「年式が古いのは当時の規制で良いのではないか」と言うと、「継続ならそうですが、新規車検だとそうも行きません。多少は目こぼしはあるとは思いますが、・・」と言うことだそうだ。そう言えば最近のバイクの排ガスは都会の空気よりもきれいだとか「バイクの系譜」に書いてあったので厳しい規制をクリアするためにメーカーも相当に気合が入っているのだろう。


それでもダメだとVWのようになってしまうのか。この先もバイクには厳しい排ガス規制が課せられるだろう。トヨタはガソリン・ディーゼルエンジンを全廃すると言うが、小型でスペースのないバイクはPHVやFCVと言う訳にもいかないだろう。それとも技術の粋を尽くしてバイク用FCVやPHVを作るのだろうか。


CB750(RC42)↓


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