13日の日経平均株価は、先週の高値続きの状況を受けて利益確定の売りが入り、後半やや下げ渋ったものの中国経済への懸念やドル安などで再び下げに転じ、前日比203円93銭安の1万8234円74銭と反落した。前週(5-9日)に713円高と直近急ピッチで上げたことを受けて、朝方から利益確定売りが先行し、前場は同172円00銭安の1万8266円67銭となった。東証1部の出来高は21億1524万株。売買代金は2兆4044億円。騰落銘柄数は値上がり845銘柄、値下がり933銘柄、変わらず122銘柄。市場は、今週は米国の企業決算と経済指標、中国で経済指標と海外で材料が多い。日本株は振らされる可能性があるため、結果を見極める必要がある。上方修正を発表した個別株への物色はあるだろうが、全体としては方向感のない展開が続きそうだとやや渋めのようだ。
13日の東京外国為替市場のドル円相場は、株安や中国経済への不安を背景に軟化した。午後5時現在は、1ドル=119円71~72銭と前営業日比39銭のドル安・円高だった。始まりは、120円付近で推移。午前は日経平均株価の安寄りや、9月の中国貿易統計で輸入のマイナス幅が市場の予想以上に大きかったことを受け、119円80銭前後まで値を下げた。午後はしばらく119円80銭台でもみ合っていたが、午後4時ごろから再び売りが出た。市場関係者は、中国の内需の弱さを想起させ、リスクオンになりにくかったと見ている。別の市場関係者は、当面は材料がなく、方向感は出にくい。調整主体の小幅な値動きが続きそうだとやや渋めのようだ。
今日のトヨタは大きく株価を下げている。やはりドル安は鬼門なのだろうか。三菱重工は小幅な下落、コマツの同様に小幅な下落で踏みとどまっている。
日本ブログ村へ(↓)