9日の日経平均株価は、海外市場が好調に推移したことから先物などにも買いが入って、前日比297円50銭高の1万8438円67銭と大幅反発し、高値引け。終値での1万8400円台回復は9月17日(1万8432円27銭)以来。東証1部の出来高は25億4925万株、売買代金は2兆9712億円。騰落銘柄数は値上がり1618銘柄、値下がり235銘柄、変わらず46銘柄。市場は、3連休前にしては強い。ファーストリテ安による指数マイナス影響がなければ、実質的には500円近い上げになる。買い戻し主体ながら、一部公的年金買いの観測も出ている。大林組の上方修正で今後の決算発表に向けて良い雰囲気になってきたと好感しているようだ。
9日の東京外国為替市場のドル円相場は、アジア株が堅調に推移したことが好感され、しっかりとなった。午後5時現在は、1ドル=120円10~12銭と前日比30銭のドル高・円安だった。始まりは、119円90銭前後で推移。午前は日経平均株価が伸び悩み、いったん売りが出て119円80銭前後をつけた。その後は日経平均がじり高となったことを好感し、120円近辺まで買われた。終盤はアジア株が堅調に推移したことでリスクオンムードが強まり、120円ちょうどの基準線を抜けた。欧州株も堅調となり、ドル円は120円20銭前後に上昇したが、その後は調整的な売りも出て伸び悩んだ。中国をはじめとしたアジア株が堅調に推移した。午前はドル、円ともに売られており、方向感が出なかった。終盤は欧州勢が円売りに傾き、ドル円は上昇したとの見方があった。今週は119円50銭~120円50銭程度で値幅は限られたが、これまで乱高下した分のあるべき調整かもしれないとも言う。
今日のトヨタは大幅高で7,500円を回復、三菱重工も大幅高で600円台を回復、コマツも大幅高で2,000円をうかがう勢いで今日は言うことはないようだ。しかし、まだまだ先は読めない。
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