相次ぐ反対意見に苦言も出た。TPP(環太平洋経済連携協定)交渉の大筋合意を受けた民主党の会合で8日、出席議員が「到底、承服しかねる。冷静かつ慎重な議論が必要だ」などと反対意見が相次いだ。


これに対し、別の出席議員からは、「TPPに参加することは、国にとって大きな意義がある。われわれ民主党政権の時にも、そういう判断をしたことを重く受け止めるべきだ」と苦言も出た。


一方、細野政調会長は、党内議論を行うため、TPPに関する調査会を設置する方向で、岡田代表と協議していることを明らかにした。


日本のように世界第3位の経済大国が保護貿易のようなことをやっていて済むはずもない。物流を活性化させるためにも自由貿易協定は必須だろうし、日本全体を見れば自由貿易は利益だろう。世間の風向きを見て選挙の票目当てに反対だの賛成だのと言わずに、政治家なら不利益のある産業を今後どのように形を変えて育成し、競争力をつけさせていくのか、それを考えてやるべきだろう。


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