7日の日経平均株価は、円高、日銀の金融政策現状維持で売りが先行した相場模様は後半になって先物に買いが入ったのをきっかけに盛り返し、前日比136円88銭高の1万8322円98銭と6営業日続伸。7月21日の6連勝に並んだ。終値での1万8300円台は9月9日(1万8770円51銭)以来ほぼ1カ月ぶりの高値水準となる。後場寄り付きは、この日の安値となる1万8043円08銭(同143円02銭安)でスタート。東証1部の出来高は23億2839万株、売買代金は2兆5804億円。騰落銘柄数は値上がり1271銘柄、値下がり539銘柄、変わらず89銘柄。市場は、売りが引っ込んだなかを買い戻しで勢いが付いた感じだ。今日の日銀決定会合では緩和見送りとなったが、30日の次回会合での期待感は根強く、内閣改造で補正予算への期待もあり、ムードは上向いていると期待感を漂わせている。
7日の東京外国為替市場のドル円相場は、日銀の金融政策が市場見通しの大勢通りに現状維持となり、全般に方向感に乏しい展開。黒田東彦総裁の記者会見も従来の景気・物価認識を繰り返すにとどまり、終盤も小幅なレンジ内でのもみ合いに終始した。午後5時現在は1ドル=120円00~02銭と前日比17銭のドル安・円高だった。始まりから、ドル円はおおむね120円20銭台で推移。正午に日銀金融政策決定会合の結果が発表され、金融政策の現状維持が伝えられると、追加緩和への思惑から買い建てしていた向きからの売りや、株式先物の下げを受けた売りが出て119円後半に軟化した。しかし、これらの売りに持続性はなく、底堅さを確認した買いなどに支えられて120円近辺まで値を戻した。終盤、新規の手掛かり材料がない中で大きな動きは出なかった。黒田日銀総裁の記者会見は、物価、景気ともに、これまで通りに強気な見方を繰り返しており、早期追加緩和への思惑につながるような内容ではなかったようだ。別の市場関係者は、米雇用統計と日銀決定会合を通過したことで大きな材料は一通り消化された。ドル円はしばらく上値、下値ともに限られそうだと言う。
今日のトヨタはしっかりで引けている。自動運転技術が効いたのだろうか。三菱重工は5%近い大幅高、これもMRJの初飛行が近いことが好感されたのだろうか。コマツもしっかりで今日は全て良かったようだ。
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