今日は教習所の感謝祭で警察、消防、自衛隊、JAF、NEXCOなどの機関や団体が来て展示やキャンペーンを行ったり、焼きそば、ラーメン、お好み焼き、綿飴、ミニカステラ、唐揚げなどの屋台が出たり、なかなかにぎやかな1日だった。


来場者は1千人弱程度だろうか。何の感謝祭かと言うと日頃のご愛顧に感謝と言うことになるのだが、要は教習料金を割引して教習生集めをしようと言うことのようだ。来場者の動線を見ているとやはり自衛隊、警察、消防の展示に人気があるようで、特に自衛隊車両や警察の白バイ、消防のはしご車体験などは大人気だった。


トヨタとヤマハも車両展示をしていた。トヨタはシエンタの展示をしていたが、立ち寄る人は少なく閑散としていた。ヤマハはYZF-R1Mのレーシングモデルを展示していた。ちょっと跨らせてもらったが、両足立ちだとやっとつま先が着く程度で前傾姿勢もきつくとてもこのバイクには乗れないと思った。


ヤマハの人としばらく話し込んだが、やはりバイクはあまり売れないと言う。レンタルと原チャリで食っているようなものだそうだ。ヤマハの人曰く、「何よりも普通二輪免許で750まで乗れるように法改正をしてほしい」とのこと。そうすればもっとバイクが売れるだろうと言う。


次が、「大型二輪ATの650限定を撤廃してほしい」と。これも750以上のATバイクが多くなっている現状では正論だろう。


それから、「一種原チャリ免許を撤廃してほしい」と。そうすればいやしくも二輪車に乗ろうと思う者は教習を受けて免許を取得しないといけないので事故も減るだろうし、一種原チャリの法定速度規制もなくなるからと言う。


「何で30キロなんでしょうねえ」と言うので、「自転車に原動機をつけた『バタバタ』という乗り物の最高速度を30キロと決めたのでそれを引きずっているようだ」と言うと、「ああ、そんな乗り物がありましたねえ。二輪の免許制度は普通免許に二輪がおまけで付いて来た当時と全く変わっていませんからねえ。国ではバイクの販売台数を100万台に増やす。バイクは日本の優れた工業製品の一つだからもっと振興させるべきだと言っているんですがねえ。」と嘆いていた。


「バイクの生産台数が四輪車並みに月間数千台になればバイクの値も下がるでしょう」と言うと、「少なくとも2、3割は下がるでしょうね。部品の生産数も四輪とは二桁違いますからねえ。バッテリーが高いのがその代表例ですよ」と言っていた。


「何とかなりませんかねえ。」と言うので、「お上は法規制を緩めることには極めて消極的なので難しいだろう。地元の国会議員辺りに陳情すれば、・・。」と言うと、「あはは、・・・。」と言う力のない笑い声でその話は終わった。


でも、大型二輪ATの650cc規制と一種原チャリの30キロ規制は何とかならんかと思う。免許制度が大きく変わると教習所は設備投資をしないといけないので経営側としては面白くないだろう。


もしも、二輪免許を750ccで区切ると、普通二輪の教習には750のバイクを使い、大型二輪には800~1000ccくらいのバイクを使うことになるだろう。そうするとそのクラスの教習車を整備しないといけないし、大型二輪を取るのが難しくなる。まあ、設備投資は経営側の問題だし、大型二輪免許ももう持っているので関係ないが、・・・。


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