2日の日経平均株価は、週末要因や米国雇用統計待ちなど気合が入らず、それでも何とかプラス圏を維持して、前日比2円71銭高の1万7725円13銭と小幅ながら3日続伸。東証1部の出来高は18億8680万株、売買代金は2兆712億円。騰落銘柄数は値上がり928銘柄、値下がり851銘柄、変わらず119銘柄。市場は、米雇用統計の発表待ちで目立った動きはない。9月29日の日経平均1万7000円割れで目先底入れの感じだが、いかんせん上値を買う材料が見当たらない。何らかのきっかけがないと底値離脱は難しいのではないかと悲観的だ。
2日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、米雇用統計を前にポジション調整的なドルの買い戻しが入り、上昇した。午後5時現在は、1ドル=120円06~06銭と前日比14銭のドル安・円高だった。始まりは、119円80銭前後で取引された。午前は日経平均株価の動きにつられ、119円80銭~120円前後の小幅な値動きに終始した。午後は株価がいったんマイナスに沈んだことで売りが出たが、その後は買い戻された。最終的に日経平均がプラス圏で引けたことが好感されたため、午後3時すぎも買いが入り続け、120円10銭前後を付けた。その後、小緩んだが、120円15銭前後まで上昇した。これまでドル売りに傾けていた投資家が、重要イベントを前に買い戻した可能性もあるとも言う。今夜発表される米雇用統計を前に様子見ムードが強く、日中を通して119円75銭~120円15銭前後の狭いレンジだった。ドル円は大したポジションの偏りがなく、ほとんど値幅が出なかったようだ。
今日のトヨタはしっかりの上昇基調、三菱重工も幅は小さいがしっかりだった。コマツだけが値を落として引けているが、これはやはり中国の影響だろうか。今夜の米国雇用統計で週明けの株価が決まるだろう。
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