2015年9月28日、日本人はなぜ中国へ旅行したがらないのか。香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが分析している。29日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。


黒竜江省観光局の関係者は、「昨年同様忙しい。(隣接する遼寧省の)大連は日本人に友好的で、日本人観光客が好んで訪れる」と話すが、「日本人は中国の古典や伝統的な文化には興味があっても、現代の中国や中国人は好まない」と漏らす。


日本観光振興協会の統計では、2012年に中国を訪れた日本人観光客は350万人だったが、14年には270万人に減少。その背景には政治的な問題ばかりでなく、北京や上海など大都市の環境汚染の深刻さが人々に印象づけられていることもあると、同協会旅行振興部門の関係者は指摘し、「数年前まで中国や韓国の商品に力を入れていた企業はこれらの市場をすでに放棄している」と話す。


一方、香港やマカオの状況は比較的良好だ。香港旅游発展局東京事務所の責任者は、難しい時期はあったが、明確に好転し始めていると話す。政治的な問題があると、日本人観光客の渡航は回復しにくいが、香港への興味は維持されているとし、特に子どもがなく経済力もある30~40代女性をターゲットにしていく考えを明かしている。


中国なんか行きたかねえよ。環境汚染はひどいし、何を食わされるか分からない、少数民族を弾圧するからテロが激しい、危険物は氾濫している、交通網はいい加減、うろうろしているとスパイ容疑で拘束されて長期勾留される、そんな国に誰が行きたがるんだ。


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