8月の下旬から雨ばかり降ってバイクにはほとんど乗れなかった。点検で小雨が降る中を東京の世田谷まで往復したくらいで後は職場に乗って行ったくらい、ガソリンも8月24日にツーリングから戻って補給しただけでまだ半分も残っている。


この週末からきれいに晴れたのでどこかに出かけたいが、教習所と言うところはお客商売なので祝日も関係ない。誠に残念なことではある。何とか1日くらい箱根辺りに行きたいと思っている。


今日は西湘バイパス下り線が波の影響で通行止めなので国道1号線をバイクの集団がいくつも西へと走って行った。箱根、伊豆あたりへ向かうのだろうか。今日は天気が良いので箱根や伊豆の稜線を走り抜けるには最適だろう。


ところで伊豆スカイラインの二輪車通行禁止措置はどうなったんだろう。この夏にもやるようなことを言っていたが、・・・。確かにあの道路は山の稜線を走っていて駆け抜けたら気持ちが良いだろう。しかし、コーナーはタイトで入り組んでいて路面状態も決して良くはない。休日だと四輪も多いし、あんなところでこけたりふくらんだりしたらアウトだろう。


二輪のタイヤの設置面積というのは切手4枚分とか名刺1枚分とか言われる。四輪の設置面積は一輪で葉書1枚分と言うので二輪のタイヤの接地面積は前後合わせても四輪のタイヤ1本分にも満たない。それでライダーと合わせて300キロ以上の車体を支え、100馬力を超える力を路面に伝えるのだからかなりシビアだ。


決して無理な運転をするわけではないが、CB1300スーパーボルドールの新車時のタイヤは11,500キロでスリップサインが出て交換した。二輪のタイヤのコンパウンドは四輪に比べて非常に軟らかいようだが、それでも二輪が圧倒的に不安定なことに変わりはない。バイクのレースを見ると、「バイクって寝かせて走るのか」と思うほど寝かせてばかりいるが、サーキットをレーシングバイクで走るのと市販のバイクで公道を走るのは全く別物だ。


二輪の卒業式ではまだまだバイク素人ではあるが、そんな話をして無理な運転をしないよう呼びかけている。景色がきれいで面白みのある伊豆スカイラインだが、ここに限らず無理をせずに楽しく走りたいものだ。


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