17日の日経平均株価は、前歯は一旦凹んだが、円安や中国株が好調だったことなどから値を戻し、前日比260円67銭高の1万8432円27銭と3日続伸して取引を終了。東証1部の出来高は19億2935万株で、売買代金は2兆2246億円。騰落銘柄数は値上がり1500銘柄、値下がり302銘柄、変わらず97銘柄だった。市場は、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果を前に、ポジションをニュートラルに戻すための買いが入り相場を支えたようだと言う。
17日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤も調整的な買い戻しが入り、1ドル=121円近辺に上昇した。ただ、FOMCを控えて様子見ムードも強く、121円手前では上値が重くなった。午後5時現在は、120円91~93銭と前日比66銭のドル高・円安だった。始まりは、120円50銭台で推移。午前は堅調な日経平均株価を眺めて120円60銭台に上昇した。その後は日経平均の上げ一服を受け、120円35銭前後に緩んだ。午後は、日経平均が強含んだことで上昇。ただ、120円90銭前後では、200日移動平均線に突っかけたものの、押し戻されたようだ。終盤はやや買われる場面もあったが、ファンダメンタルズが不透明なだけにテクニカル的な要因だけでは上抜けられないようで上値は重かった。18日未明には、FOMCの結果とイエレンFRB議長会見が予定されている。米利上げの有無が不透明なだけに警戒感が強く、東京市場での値幅は限られた。午後のジリ高については、ここのところドルが弱含んでいたため、調整的に買い戻されたのでないかと見るようだ。
今日のトヨタは小幅な上昇、三菱重工は大きく値を伸ばした。三菱重工はこのところ好調のようだが、800円に届こうとしていた頃に比べれば隔日の感がある。コマツは小幅に値を落として引けている。
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