現職警察官の逮捕を受け、埼玉県警の貴志浩平本部長は12日正午前、さいたま市の県警本部で記者会見した。
冒頭、「痛恨の極み。深くおわび申し上げる」と謝罪した後、約10秒間頭を下げ、沈痛な面持ちで会見に臨んだ。
本部長は「事件を重く受け止め、事実関係を踏まえて厳正に対処する」と強調。会見後、自身の責任を問う記者団に対しては「再発防止策を講じるのが最大の責任」と述べた。
同席した布川賢二首席監察官は、逮捕した浦和署の巡査部長中野翔太容疑者について、勤務態度には問題がなかったとしたほか、捜査1課に配属された経歴などから
「それなりの能力を持った警察官」と評価。他方、過去に2回、処罰を受けたことも明らかにした。同県警の警察官が殺人に関与した事例を問われると、「例はない」と厳しい表情を見せた。
事件については、これに先立つ同日午前5時45分から、新井共実捜査1課長が記者会見で逮捕の事実を発表した。「浦和署に勤務する巡査部長」。資料に目を落としながら容疑者について発表する新井課長は苦渋の表情。終始硬い顔つきを崩すことはなかった。
会見では、動機や凶器の所在などに関する質問が記者から相次いだ。しかし課長は「コメントを控える」「まだ確認していない」と繰り返すばかり。被害者の男性宅にあった金庫の扉が開いていたことが明らかになっており、強盗目的だった可能性についても質問が飛んだが、課長は「さまざまなことを視野に入れながら捜査を進める」と答えるだけだった。
この警察官、仕事は出来たんだろう。しかし、酒か博打か女か投資か何かしらの問題を抱えて金に困っていたんだろう。2回の処分を受けていると言うが、それで本部捜査第一課から署の刑事に出され、そして地域に出されたんだろう。たまたま仕事で訪れた被害者宅に金があるのを知っていて盗みに入ろうとしたら見つかって首を絞めた。そんなところじゃないだろうか。警察官も殺人、強盗、強姦、当たり前のようになってきたが、警察官は護民官だろう。長い人生には個人的な失敗はあるだろうが、それはあくまで個人の範囲内で処理して行かないと、・・。他人を犠牲に自分の失敗を購うなどと言うことは許されない。黙々と努力している者も大勢いるのだからそれらを貶めるようなことは厳に慎むべきだろう。
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