国会で安保関連法案の採決が17日にも迫る中、同法案の問題点を考える催しや反対するデモが12日、京都市内で相次いで開かれた。
 


北区と上京区では20~30代の大学生や会社員が企画した安保法制に反対する「サウンドデモ」があった。高齢者も含め参加した約180人は「強行採決、絶対反対」



「集団的自衛権はいらない」と音楽に合わせて声をそろえた。
 呼び掛けた栄養士森芽衣さん(25)=北区=は、「全国で反対している若者に引っ張られた。憲法違反の法案を許してはいけない」と廃案をアピールした。
 


中京区の飲食店では、イラク戦争など海外の紛争地を取材するジャーナリスト志葉玲さん(40)の講演会「戦場の真実と安保法制」があった。
 


志葉さんは、2003年のイラク戦争の取材経験から「後方支援は安全という政府の話は戦場をなめている。法案への賛否を問わず現実的な議論をすべきだ」と訴えた。
 


志葉さんは「米軍の死者で一番多かったのは車両を狙った路肩爆弾によるもの。武器・弾薬を補給する現場では(撤退を)判断する時間もなく殺される」と話した。
 


米兵が民家の扉を次々と爆破し、銃を突き付けて子どもやお年寄りを連行する様子を紹介し、「現地の人々が米国に反発するのは当たり前。集団的自衛権を行使すれば恨みが日本にも向く。国会議員も私たちも、もっと危機感を持つべきだ」と話した。
 


北区では、「戦争への道を許さない京都・おんなの集い連絡会」主催の安保関連法案反対の講演会があり、約170人が訪れた。



政府は戦場をなめているって、・・・??なめているんじゃなくて事実を言えないだけじゃないの。テロの標的にされるってもうされているだろう。本来は日本もISISへの爆撃に参加すべきだろう。実際に被害を受けているんだから。後方支援と言っても戦争に前線も後方もない。燃料・弾薬、食料が届かなければ戦闘部隊は干上がる。補給線は防御も弱く狙い目の部分だ。太平洋戦争では日本は嫌と言うほどそれをやられて前線部隊が干上がっている。しかし、法律が成立したからと言って自衛隊がどの程度のことが出来るかと言うとこれも???だろう。自衛隊が外征軍としてそれなりの活動が出来るようになるまでには装備・教育・編成など相当の期間がかかるだろう。また、安全確保などと言うが緊急対応機関である自衛隊で職務執行にある程度の危険があるのは当然のことで警察法にも消防法にも安全を確保しろなどと言う条文はない。それは個々の状況に応じて行政で対応すべきことだろう。それにしても今回の安保法制、誰も理解できていないんじゃないのかねえ。


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