7日の日経平均株価は、売り買いが交錯して上げ下げを繰り返すなど方向感の定まらない相場模様がったが、円相場が弱含んで買いが入り、前週末比68円31銭高の1万7806円47銭と反発だった。東証1部の出来高は23億8381万株、売買代金は2兆3548億円。騰落銘柄数は値上がり724銘柄、値下がり1060銘柄、変わらず112銘柄。市場は、水準的には、ここから下は売りにくいと思うが、上を買う材料もない。ただ、週足の一目均衡表の『雲』上限に接近し、これがサポートラインになるか、それとも割り込むかの正念場だ。13週線と26週線がデッドクロスしそうな点も気になると方向を見極め難いようだ。
東京外国為替市場のドル円相場は終盤、日中株の取引を終えて材料難となり、1ドル=119円台前半でこう着状態となった。午後5時現在は、1ドル=119円29~30銭と前週末比では06銭の小幅ドル高・円安だった。始まりは、119円10銭をはさんでもみ合い。午前は高寄りした日経平均株価がマイナス圏に沈むのを眺めて、118円80銭前後に下落。株価が切り返すと、119円50銭前後に上昇した。午後も株価に連動した売買が続き、119円30~40銭台を中心にもみ合い。終盤は日中株の取引を終え、材料難に陥り、こう着状態となった。この日の東京市場は不安定な値動きを続ける日中株のみが材料となった。米雇用統計が9月利上げを強める内容にならず、急いで利上げする必要がないと市場は利上げには慎重のようだ。そのため、ドル円は方向感を失ったが、今週は中国の貿易収支などが発表されるため、短期的には上値は重く、下値警戒が必要な展開と警戒を強めている。
今日はトヨタはしっかりだった。やはり円が下げると好調のようだ。三菱重工は下落、底値と言うが下げが止まらない。コマツは小幅な上昇で引けている。今後も中国相場をにらみながらの売り買いが続くだろう。
日本ブログ村へ(↓)