2日の日経平均株価は、中国市場の株安が響いてプラス圏で推移していた株価も先物への売りに沈み、前日比70円29銭安の1万8095円40銭と3日続落。東証1部の出来高は29億3995万株、売買代金は2兆9654億円。騰落銘柄数は値上がり339銘柄、値下がり1482銘柄、変わらず74銘柄。市場は、基本的に中国株と連動した動きだが、先物に振らされている状況だ。来週のメジャーSQ(特別清算指数)通過までは、オプション取引との絡みもあり、先物主体で不安定な相場が続きそうだと悲観的なようだ。
2日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤も、ADP全米雇用報告やNY株式市場の様子を見極めたい姿勢が強まり、1ドル=120円近辺で小動きが続いた。午後5時現在は、1ドル=120円05~07銭と前日比01銭の小幅ドル安・円高だった。始まりは、119円台半ばで推移。午前9時すぎは安寄りした日経平均株価のプラス圏浮上につられる形で120円40銭台に上昇した。その後は株価伸び悩みを眺めて上値が重くなった。午後は上げ幅拡大後にマイナス圏に沈むなど荒い値動きに終始した日経平均と連動する形で119円90銭~120円30銭前後でもみ合った。終盤は米雇用統計の前哨戦である雇用報告があり、NYダウもあるということで、様子見姿勢が強く、さらに値幅を縮め、119円95銭~120円20銭前後で小動きが続いた。この日の米株指数の先物相場は反発を見せており、下げ止まりを期待する声も出ている。ただ、9月はファンドの解約などが入るため、ネガティブな要素が多いという見方もある。このところのドル円相場が株価の上下動に振らされてきており、神経質な展開はまだ続きそうだと言う。
今日のトヨタは小幅に上げたが、まさに小幅だった。三菱重工は小幅な下げ、これはちょっと大き目と言う感じだった。コマツはこれも小幅な上げだった。中国も株価の操作には必死だろうが、どうやってもダメな時はダメ、後はどうやって少しでも軟着陸を心がけるかだろう。
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