今日の二輪検定は大型が3人と普通が2人、大型の男性2人はなかなか慣れた乗りっぷりで見ていても危なげがなかった。動きも滑らかで、「なるほど、大型を取る人は違うな」と思わせるような乗りっぷりだった。
もう一人の女性は丁寧に乗っていると言う印象で危なげはなかったが、やはり男性の方が乗れていると思っていた。ところが検定結果を見ると女性の点数の方が良かった。検定員に聞いてみたら、「乗り方が雑だ」と言う。うーん、そう言われてみれば男性の方は通常路上を走るような走り方をしていた。女性の方はきっちりと教習所の規定に従って乗っていたように思う。
寄せるところはきちんと寄せていたし、徐行すべきところはしっかりと速度を落し、一時停止も停止線の手前の規定どおりのところにしっかりと停まっていた。教習所の検定というのはそういうところをチェックするものだと納得した。
考えてみれば自分が教習所に通っていた頃は、左に寄せろ、右に寄せろ、安全確認だ、速度を落として徐行しろ、バイクをしっかり立てて、etc.と言われて、「ああ、早く自由に運転してみたい」などと思いながら必死にバイクを操っていたことを思い出した。
そう言えばサイドスタンドは払ってから乗車し、降りてから立てろと教習所では教えている。僕はサイドスタンドを立てたまま乗り降りしている。サイドスタンドを立てたまま乗ると払うのを忘れてこけるからそう教えるのだろうが、今のバイクはサイドスタンドを出したままギアを入れるとエンジンが止まるからそんなことはない。
サイドスタンドを立てたまま乗り降りした方がバランスを崩してバイクをこかすこともなく合理的と思うが、これも賛否両論あるようだ。「サイドスタンドを立てたままでないと乗り降りできないようなのはバイクに乗るな」なんて過激な意見もある。でも重量級のバイクはちょっとバランスを崩すと止めようもないし、こかすと精神的にも経済的にもダメージが大きい。
卒業生の皆さんにはスタンドを立てて乗り降りした方がいいといっている。皆さんはどうだろうか。いずれにしても教習所の運転と実際の路上での運転は異なるところがかなりある。今、バイクの検定を受けたら減点過多で絶対に受からないだろう。それだけは自信がある。
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