1日の日経平均株価は、米株安、中国株安に加えて円高傾向が嫌気され、先物に大口の売りが続き、前日比724円79銭安の1万8165円69銭。安値引けし、大幅続落した。東証1部の出来高は26億6428万株。売買代金は2兆7709億円。騰落銘柄数は値上がり47銘柄、値下がり1837銘柄、変わらず10銘柄。市場は、戻りの鈍さを受けて先物に仕掛け売りが出た。中国情勢に加え、4日の雇用統計など経済指標を受けた米国株式市場の動きなど先行き不透明感があることから、明日以降も先物に仕掛けが出やすい。今晩の米国株式が大きく戻せば別だが、そうでなければ8月26日の直近安値1万7714円が再び意識されると不安げのようだ。
1日の東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価の下落につられる形で値を下げ、終盤は欧州株の下落で一段安となった。午後5時現在は、1ドル=120円06~07銭と前日比1円13銭のドル安・円高だった。始まりは、121円15~20銭前後で取引された。午前は日経平均株価の下落を眺めて120円50銭台まで売られた。午後は買い戻しの動きも見られたが、日経平均株価が大引けにかけて大きく値を下げたことで、120円30銭まで下落。上海株も下げ幅を縮めたがマイナス圏。米国株の先物も安く、リスク回避姿勢が強まったと言う。終盤には欧州株も軟調スタートとなったことで、ドル売り・円買いが強まり、120円近辺まで下落したようだ。ドル円は日経平均の下落につられ、売り優勢で推移。中国の景気後退懸念に加え、米利上げ時期も不透明さを増しており、外部環境の悪さもリスク回避のドル売り・円買いを促したようだ。週末に米雇用統計もあり、ドルを買いにくい状況で、海外市場でもドル円はドル安・円高方向に行きやすいだろう。
今日はトヨタ、三菱重工、コマツとも全部ダメ。得に三菱重工の下げ幅がもっとも大きい。せっかくMRJの初飛行日程も決まったのに、・・・。今後は株価は中国株の動向に左右されながら上下するだろうが、中国経済はいずれにしてもダメだろうからそのあたりは織り込んでおかないといけない。何時どこでどの程度はじけるか、それが問題だろう。
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