三菱航空機(愛知県豊山町)は31日、国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」(三菱リージョナルジェット)の初飛行を10月後半に行うと発表した。愛知県営名古屋空港(同町)で離着陸を行い、周辺空域を約1時間飛行する予定だ。

 

MRJは戦後初の国産プロペラ旅客機「YS11」以来、半世紀ぶりの国産旅客機。2017年4~6月にANAホールディングスに世界で初めて納入する計画だ。初飛行の時期が固まったことで、最終段階にある機体開発を納入スケジュールに間に合うよう着実に進める考え。

 

MRJの開発計画はこれまで4度延期されている。初飛行は当初、5月末に実施する方向で調整していたが、機体の設計を一部見直す必要があることから4月に急遽(きゅうきょ)延期していた。

 

MRJの飛行試験機は、親会社の三菱重工業の小牧南工場(豊山町)で部品などが設計通りに機能するか確認作業を進めるなど、初飛行に向けて最終試験を実施。6月には地上を機体搭載エンジンで低速走行する試験も始めていた。

 

三菱航空機は、離陸時と同じ時速約200キロで高速走行試験などにも取り組み、国内での一連の試験を経て、16年4~6月から米国の拠点でも試験に乗り出す予定だ。


やっと飛ぶか、MRJ、今後は順調にいい航空機に育って欲しい。こうした航空機の新規開発では計画通りに進行するなどと言うことはほとんどない。ちょっと遅れたからと言って欠陥機だの何だのと言う記事を書くのは誠によろしくない。当面の目標は採算分岐点と言われている500機の受注だろうか。政府も買ってやれ。こうした国産機を政府が買わないと言うのは商売に大きく影響するらしいから、・・・。


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