27日の日経平均株価は、米株高を背景に値を伸ばしたが、買いが一巡すると上値が重くなり、100円台まで下げたが、やや盛り返して、前日比197円61銭高の1万8574円44銭と続伸して取引を終了した。市場は、まだまだ、波乱の展開が予想されそうだが、米中の株式相場の落ち着きによっては、心理的なフシ目の1万9000円や200日線を試す場面も期待されるも言うが、・・。


27日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤の欧州株堅調スタートを受け、リスク回避姿勢がやや和らぎ、ドル買いが入った。午後5時現在は、1ドル=120円40~42銭と前日比1円13銭のドル高・円安だった。始まりは、120円前後で推移し、午前8時前には120円30銭台まで上昇したが、買い一巡後は売られ、午前9時すぎには120円を割った。その後は日経平均株価の上昇を眺めて買いが先行したが、120円30銭に迫ると、押し戻された。午後に入って、海株がマイナス圏に沈むと、119円80銭台まで軟化した。終盤に上海株がプラス圏に浮上すると、120円20銭前後まで買われた。欧州株も堅調なスタートとなり、さらに買いが入って120円50銭近辺まで上昇した。 終盤の欧州株堅調スタートにより、ドル円は7月の安値120円41銭を上抜けた。上海株もプラス圏で引けて投資家のセンチメントはやや改善したとの指摘があった。それでも中国経済の減速懸念は根強く、もう1カ月は様子見が必要かもしれないと言う。


今日はトヨタ、三菱重工、コマツともに確りで引けている。しかし、中国経済の先行きは不透明で今後も予断を許さない状況には変わりはない。まあまだまだ荒れるだろうし、最後はこけるだろう。要はそのこけ方と程度の問題だろう。


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