26日の日経平均株価は、中国株の上昇と円安傾向や先物の伸びを好感して、前日比570円13銭高の1万8376円83銭と7営業日ぶりに大幅反発。上げ幅は今年最大となり、全面高の展開。東証業種別株価指数は33業種すべてが上昇した。東証1部の出来高は34億4739万株、売買代金は3兆8000億円。騰落銘柄数は値上がり1792銘柄、値下がり92銘柄、変わらず10銘柄。市場は、後場は上海総合指数が一時上げ幅を広げたことで、先物買い・インデックス買いのパターン。ただ、中国株がこれで落ち着いたとは言い切れず、しばらくはボラティリティ(変動率)の高い値動きが続きそうだと警戒感を持っているようだ。


26日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、上海株がマイナス圏に沈んで引けたことや、欧州株が反落して始まったことを受けて軟化した。午後5時現在は、1ドル=119円27~28銭と前日比44銭のドル安・円高だった。始まりは、118円台後半を中心に取引されたドル円は、堅調な日経平均株価を背景にじり高となり、午後も上海株式市場の上昇や日経平均の上げ幅拡大を受けて続伸、119円80銭台まで買われた。ただその後は、マイナス圏に沈んだ上海株を眺めて上値が重くなり、欧州株の軟調スタートも加わって、欧州勢参入後は一時119円20銭台まで水準を切り下げた。 国内株高にもかかわらず東京市場で120円台に届かなかったことについて、市場では、前日の海外市場で『たたき落とされた』水準だけに120円に近づくと慎重にならざるを得ないと警戒を緩めていないようだ。


今日はトヨタ、三菱重工はしっかりと値を上げているが、中国頼みのコマツは遂に2千円を割り込んだ。市場は大きく値を上げたが、これは大きく下げた株価に押し目買いが入ったせいだろうか。中国市場は決して安定したわけではなく今後も相場は荒れるだろう。統制経済の中国は実態が知れないが、すでにマイナス成長という見方もある。時折報道で流れる荒んだ都市の状況などを加味すると実体経済は相当悪化しているのかも知れない。中国経済が何時崩壊してもおかしくはない。自分良ければ全て良しで資本もどうなっているか分からないし、環境汚染も進んでいるようだ。どうせ転ぶなら思い切り派手に転んで欲しいと思う。


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