■細野豪志・民主党政調会長
株価が大きく下落している。日本経済が、非常に厳しい状況であることが、マーケットによって示されているのではないかと思う。金融政策と財政政策で、とりあえず(経済を)支えるという意味においては、かなり限界にきている。


財政政策で、国が赤字を出してもGDP(国内総生産)を押し上げていく、その赤字分は日銀が国債として購入する、こんな仕組みが長く続くわけがない。今の日本の経済の状況は、アベノミクスの限界そのものを露呈しているのではないか。


一国の政府が株式相場を動かすことなど出来はしない。今の経済は全世界が連動しているので株式相場が上下するのはやむを得ない。報道でも政府に策がないという投資家の意見ばかりを出すが、価格が上下するから相場なのであって上がりっぱなしなどということはあり得ない。日本の景気がなかなか回復しないのは羹に懲り過ぎて消費者が金を遣わないからでこればかりは誰がなんと言ってもどうしようもない。


民主党などは、子ども手当てだの、高速道路の無料化だの、おバカな政策ばかり打ったが、景気など良くなるどころか株価は引っ込んでばかりいた。個々は世界平和のために中国がこけるのを辛抱してもらう他はない。もしも景気を回復させたいなら国民が金を遣うことだろう。

追記:今回の中国ショックでは僕も100万以上損をしたが、相場の金などはあってないようなもので落ちることもあれば上げることもある。あまりそんなことを気にしてはいけない。年間の配当だけでも預金の利子よりははるかに高い。じっくり持っていれば必ず上がる。株で損をすることはない。


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