25日の日経平均株価は、世界同時株安でリスクオフが継続、一時買戻しでプラスに転じたが、中国株下げ幅拡大で下げ幅を急速に拡大、前日比733円98銭安の1万7806円70銭と大幅安に6日続落。終値ベースでは2月17日以来約6カ月ぶりに1万8000円台を割り込み、同10日の1万7652円68銭以来の安値水準となった。東証1部の出来高は47億4004万株。売買代金は4兆9240億円。騰落銘柄数は値上がり116銘柄、値下がり1751銘柄、変わらず25銘柄。市場は、後場の急落で、前場に付けた昨年10月安値と今年6月高値の半値押しである1万7740円近辺で下げ止まったとは言えなくなった。明日以降も中国の動きをにらみながらの展開となるが、下に行くようであれば、1万7000円近辺、そして昨年10月安値と今年6月高値の3分の2押しの水準である1万6600円台が意識されると下げが止まらない相場に弱気のようだ。
25日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、欧州株がしっかりとなったことを受けて買い戻しが入り、下げ渋った。午後5時現在は、1ドル=119円71~75銭と前日比69銭のドル安・円高だった。始まりは、118円台前半で推移。午前は本邦輸入企業のドル買いや日経平均のプラス圏浮上を材料に上昇。正午前に120円10銭台を付けた。午後は株価が再びマイナス圏に沈み、大引けに向けて下げ幅を拡大したことで売られ、一時118円90銭を割った。終盤は、欧州株の堅調推移で円売り・ドル買いが入っているのではないかと言い、119円80銭近辺に上昇した。ドル円は日本と中国の株価を眺め、1円80銭程度の値幅で荒い動きとなった。震源地の中国が落ち着くまでは安心できないようだ。この1週間で相場が落ち着かないと、米利上げも難しくなるのではないかと言うが、前日の米国株も急落後の戻りが早かった。セリング・クライマックスという感じがあるという見方もあるようだ。
下げる下げるでせっかく稼いだ利益もぶっ飛んでしまった。トヨタも6千円台、三菱重工は5百円台、コマツは2千円割れ間近、惨憺たる有様だが、それでも中国が本格的にこければ世界平和に大きく貢献するだろう。こけろ、中国、・・・。
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