24日の日経平均株価は、世界株安とドル安で株価の下落が止まらず、前週末比895円15銭安の1万8540円68銭と大幅に5営業日続落。下げ幅は13年5月23日(1143円28銭安)以来の大きさとなり、終値での1万8600円割れは2月15日(1万8585円20銭)以来。東証1部の出来高は39億4933万株、売買代金は4兆1075億円。騰落銘柄数は値上がり8銘柄、値下がり1880銘柄、変わらず3銘柄。市場は、中国株安が下げ拡大の引き金になった。200日線(24日終値で1万9002円)を大きく割り込み、下値を探る動きのようだ。ボラティリティ(価格変動率)は高く、戻りも大きいとみられるが、当面は振れ幅の大きい相場が続くとみられると不安げのようだ。
24日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、ドル売り・ユーロ買いがドル円にも波及し、一時120円台前半まで下落した。午後5時現在は、1ドル=120円40~41銭と前週末比2円49銭の大幅ドル安・円高だった。始まりは、121円台後半から121円10銭台に下落。午前8時前には押し目買いが入って122円に迫るも、午前9時以降に日経平均株価の下げ幅が拡大すると、再び121円10銭台まで売られた。正午すぎに120円70銭近辺まで下押した後は、押し目買いが入って下げ渋った。200日移動平均線がサポートになったと言うが、終盤は欧州株も大幅安となり、ユーロが対ドルで買われたことがドル円にも波及し、ストップロスを巻き込んだことで、一時120円20銭台に下落した。中国発の世界同時株安が下げ止まらず、リスク回避姿勢が強まったことで、ドル円は下落した。昼すぎには120円70銭近辺で踏みとどまったものの、終盤の欧州株下落を眺めて一段と下げた。中国株が下げ止まるしかないと他力本願の諦め模様のようだ。
今日はトヨタ、三菱重工、コマツとも大きく下げた。特にトヨタの下げが大きい。中国が震源地だと言うが、まあ、あの国では当然だろう。何時かはぼろが出る。どこまで下げるか分からないが、中国がこければそれでいい。まあ相場だから上げることもあれば下げることもある。リーマンショックの時は8千円を割り込んだ。そうなれば買いだろう。
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