20日の日経平均株価は、欧米株安で値を下げたが、中国株が持ち直しそうで上げに転じたが、長続きはせず、値を下げて、前日比189円11銭安の2万33円52銭と3日続落して取引を終了した。東証1部の出来高は21億1557万株で、売買代金は2兆5429億円。騰落銘柄数は値上がり240銘柄、値下がり1580銘柄、変わらず70銘柄だった。市場は、しばらくは2万円を意識せざるを得ない展開が続きそうだが、終値ベースで2万円の大台を維持できれば、ひとまず安心感が出る可能性もあると希望をつなぎたいようだ。
20日の東京外国為替市場のドル円相場は株価の下落を眺めて軟調に推移した後、終盤に豪ドル売り・ドル買いがドル円にも波及し、下げ渋った。午後5時現在は、1ドル=124円03~04銭と前日比22銭のドル安・円高だった。ドル円は早朝、123円90銭前後で取引された。午前は日経平均株価の下落を眺めて軟調でスタート。仲値前後から五・十日に伴う実需筋のドル買いが入ってじり高となったが、124円手前では上値を抑えられた。午後2時すぎには124円05銭前後に上昇し、買い一巡後は、もみ合った。終盤は、中国株安を眺めた豪ドル売り・ドル買いが波及したことで124円15銭近辺を付けたが、その後は調整売りが出て伸び悩んだ。ドル円は、123円台後半では124円割れを待っていた実需筋の買いが入る一方、124円台前半では原油安を背景とした調整売りが出て、方向感が出にくかった。米市場のクローズ時に124円15銭の基準線を抜けていれば、上昇トレンドに戻るだろうと期待しているようだ。
今日はみんなだめの一日だったようだ。中でも三菱重工がひどい。3%近く下げている。トヨタも2%ばかり下げている。コマツだけが0.6%ほどで引けているのは中国株が持ち直したせいだろうか。今は投資で儲けるには一番きつい時期だろう。しかも朝鮮半島の非武装地帯で北と南がもめているようだ。地勢的リスクで明日はもっと株価が下がって2万割れになるかもしれない。半島など好きにやれば良いが、迷惑な話だ。
日本ブログ村へ(↓)