17日の日経平均株価は、先物買いなどで値を上げたが、全体に盛り上がりを欠く相場模様で上値も限定されたが、それでも前週末比100円81銭高の2万620円26銭と反発。東証1部の売買代金は1兆9480億円と4月6日以来の2兆円割れ、出来高は17億882万株と7月27日以来の20億株割れ。騰落銘柄数は値上がり1289銘柄、値下がり492銘柄、変わらず109銘柄。市場は、材料に乏しく、参加者も少なく、精彩を欠いている。長期間上昇してきただけに日柄整理の可能性が高く、場合によっては値幅調整があっても不思議ではないとやや弱気のようだ。
17日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、ユーロ売り・ドル買いがドル円にも波及し、上昇した。午後5時現在は、1ドル=124円49~50銭と前週末比15銭のドル高・円安だった。始まりは、124円30銭前後で取引された。午前は、堅調だった日経平均株価を材料に円売り・ドル買いがやや優勢となり、124円40銭前後に上昇。買い一巡後は上値が重くなり、124円35銭前後で小動きが続いた。午後も新規材料に乏しく、概ね同水準で推移した。終盤は、欧州勢がドル売り・ユーロ買いで参入したのがドル円にも波及し、一旦124円30銭近辺まで下落。買い戻しが入った後は、ユーロドルが13日の安値を下抜けてストップロスを巻き込んだことにドル円もつられ、124円50銭台に上昇したようだ。午前中に人民元切り下げがなかったことや、日本のGDPが無難な内容だったことで、方向感が出なかった。市場の関心は午後、米利上げ時期に戻ったものの、新規材料に乏しくしばらく小動きとなった。ただ、終盤はユーロ売り・ドル買いが強まった。動きがないことにいらだった欧州勢が仕掛けたのではないかとも言う。
今日のトヨタは超小幅な下落、中国の爆発の煽りだろうか。三菱重工は超小幅な上昇、コマツも小幅な下落だった。3社ともほとんど動かずと言うところだろうか。
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