13日の日経平均株価は、中国懸念が後退し、先物に買いが入って値を伸ばし、前日比202円78銭高の2万595円55銭と3日ぶり大幅反発。東証1部の出来高は24億2065万株、売買代金は2兆8890億円。騰落銘柄数は値上がり830銘柄、値下がり927銘柄、変わらず132銘柄。市場は、人民元切り下げの影響が薄れつつあり、明日のSQ(特別清算指数)算出通過で落ち着きが出てくるのではないか。ただ、企業業績は良好だが、マクロ経済が好転しないと高値奪回は難しいだろうと控えめのようだ。


13日の東京外国為替市場のドル円相場は、投資家心理の落ち着きを背景に前日の下げを修正する動きが続き、じり高展開。終盤も欧州勢などから買い戻しが入り、堅調だった。午後5時現在は1ドル=124円58~59銭と前日比10銭のドル高・円安だった。始まりは、124円10~20銭前後で取引され、その後も株価の底堅さなどを眺めながらしっかりで推移した。午前10時すぎに人民元の基準値が発表されるといったん売りが強まったが、売りは長続きせず、すぐに値を戻した。午後も概ね底堅さを保ち、終盤、欧州勢が参加し始めるとやや水準を切り上げた。12日の米国株が下げ渋って終わるなど、人民元ショックが一旦落ち着いたように見えたため、前日午後からのドル売りを修正する動きが出たと言う。そのせいか、東京市場はほぼ終日ドルの強い地合いが続いた。中国人民銀行が人民元の継続的な引き下げを否定したと報じられたこともあり、投資家の関心は、次第に米国の景気や利上げ時期に移っていくのではないかと言う。ただ、その米国については、9月利上げを確信できるほどの景気の力強さはないとの見方もある。中国の景気減速が米国の利上げ期待に影を落とす可能性もあり、今夜の米市場で125円台に乗せるのは難しいかもしれないと言う。


今日のトヨタはやや値を下げて引けている。三菱重工は底を打ったと言われたせいか、大きく値を伸ばしている。コマツも中国懸念が引けた成果それなりに根を伸ばしている。


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