10日の日経平均株価は、後場になって買いに転じて相場は値を上げ、しばらくはもみ合ったものの、最後は先物に買いが入って、前週末比84円13銭高の2万808円69銭と4営業日続伸。終値での2万800円台は7月21日(2万841円97銭)以来3週間ぶり。TOPIX(東証株価指数)は1691.29ポイント(同12.10ポイント高)と6月24日の年初来高値1679.89ポイントを更新した。東証1部の出来高は21億9090万株、売買代金は2兆6579億円。騰落銘柄数は値上がり1367銘柄、値下がり447銘柄、変わらず75銘柄。市場は、売ってもすぐ戻す。日銀のETF(上場投資信託)買いが下値を支え、安定感がある。ただ、勢いはない。TOPIXが9連勝でもあり、調整が欲しいところだと言う。


10日の東京外国為替市場のドル円相場は全般に動意薄の展開。終盤は欧州投資家などから買いが入って強含んだが、上値はなお重かった。午後5時現在は1ドル=124円51~51銭と前週末比28銭のドル安・円高だった。始まりから、五・十日に伴う買いが入ったものの、ほかに目立った動きはなく、124円台前半でのもみ合いに終始した。午後も材料難の中、動意薄の状態が継続。午後3時すぎからわずかに水準を切り上げたが、上げ幅は限られた。終盤のドル買い・円売りについては、日経平均や上海株の上昇がどちらかと言えばリスク選好度を高める方向に働いたのだろうという。今週はお盆休みで国内勢の動きが鈍く、シンガポール市場が休場だったこともあり、ドル買いに弾みはつかなかった。欧米時間はロックハート・アトランタ連銀総裁の講演が予定されている。先週は同総裁の発言がドル高材料になっており、今夜の講演は、今週の数少ない材料の一つになるのかもしれないと言う。


今日のトヨタは小幅な上昇、しかし、値動きは軟調と言う。三菱重工は小幅な下落、底は打ったと言うが、どんなものだろう。コマツはやや大きく下落、2,200円辺りが底だろうか。


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