防衛省は2016年度にも新富町の航空自衛隊新田原基地に茨城県の百里基地から第305飛行隊を移し、防空任務など実戦に当たるF15戦闘機を新たに約20機配備する計画を検討していることが8日、分かった。


これまで国籍不明機の領空侵犯警戒などにF4戦闘機で対応していたが、東シナ海などで増加する中国機への緊急発進(スクランブル)を念頭に、F15に切り替えることで防空態勢を強化する狙いがあるとみられる。


能力向上したとは言え、さすがに中国の新型機が跳梁する南西方面にF4では厳しいものがあるだろう。これで首都圏の防空はF4部隊だけになる。もっとも小松にはF15が2個飛行隊いるし、F35の配備も間近に迫っているので特段の問題はないのだろう。それにしても南西方面にはF15飛行隊が4個集中することになる。旧軍以来常に北をにらんできた自衛隊だが、中国の台頭でずい分と様変わりしたものだ。F35配備後、早く国産のF3が欲しいところだが、早くても20年以上先の話だろう。


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