7日の日経平均株価は、先物が下げ渋ったことから午後は買いが先行し、決算絡みの好業績株物色も入って徐々に値を上げ、前日比60円12銭高の2万724円56銭と3日続伸。終値での2万700円台は7月21日(2万841円97銭)以来の高値水準となる。TOPIX(東証株価指数)は1679.19ポイント(同5.61ポイント高)と8日続伸。5月15日-6月1日の12連勝以来の連続高となった。東証1部の出来高は23億1336万株、売買代金は2兆8199億円。騰落銘柄数は値上がり838銘柄、値下がり936銘柄、変わらず115銘柄。市場は、後場寄り付きの買い主体は不明だが、決算はおおむね良好で好決算銘柄買いの動きが指数を支えた面はある。仮に米雇用統計を無事通過したとして、高値更新に向けて誰が上値を買いに行くのか注目されると期待感を持っているようだ。
7日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤、米雇用統計の発表を控えて狭い値幅にとどまり、1ドル=124円台後半でもみ合っている。午後5時現在、124円79~79銭と前日比09銭の小幅ドル安・円高だった。始まりは、124円70銭前後で取引された。安寄りした日経平均株価は後場に切り返したものの、ドル円への影響は限定的だった。午後3時半から始まった黒田日銀総裁の会見は無難な問答に終始し、外為市場では材料視されなかった。引き続き米雇用統計待ちの様相が強く、ドル円は調整主体の値動きにとどまり、方向感は出ないと言う。7月の米雇用統計の非農業部門就業者数は前月比22万人増程度と堅調な内容が予想される。市場関係者は、就業者数が予想通りで、平均時給の伸びも確認できれば9月利上げ観測が強まり、ドル買いが優勢となると言う。しかし、先日のADP全米雇用報告のように低調な結果となれば、ドル円は124円を割る可能性もあるらしい。
今日のトヨタは、そこそこしっかりで引けている。良い傾向だ。三菱重工はさらに大きく値を上げているが、このところ下げがひどかったのでもっと上げても良いだろう。コマツはこれもしっかりで今日はめでたし、めでたしと言うところか。
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