4日の日経平均株価は、円が強くなって先物に売りが出たことで下げたが、中国株が上げたことでやや下げ渋って、前日比27円75銭安の2万520円36銭と小幅続落。TOPIX(東証株価指数)は同0.23ポイント高の1659.83ポイントと小幅ながら5営業日続伸となった。東証1部の出来高は23億8340万株、売買代金は2兆8693億円。騰落銘柄数は値上がり883銘柄、値下がり889銘柄、変わらず117銘柄。市場は、日経平均は7月30日に『マド』をあけて4日連続の日足陽線。下値に強い動きだが、上値も重い。指数を押し上げる材料は見当たらず、先物市場の参加者も少なく、勢いが生まれないとやや嘆きが聞こえたようだ。
4日の東京外国為替市場のドル円相場は、豪ドル高が圧迫要因となったのをきっかけに下値を試す動きが見られたものの、終盤買い戻しが入り下げ渋った。午後5時現在は、1ドル=123円85~86銭と前日比32銭のドル安・円高だった。始まりは、123円90銭台で取引された。午前は、日経平均株価の堅調推移を眺めて124円10銭近辺に上昇。利食い売りが出た後はじり高となった。午後は、豪中銀総裁声明で豪ドル高警戒の文言がなくなったことが注目され、対米ドルで豪ドルが買い戻されたことから、これに連れてドル円は123円90銭台に軟化。欧州勢が参入する午後3時ごろには123円90銭を割り込む場面も見られたが、押し目買いが入った。午後4時半ごろには再度下値を試す動きが出たが、123円80銭前後で買い戻された。ドル円は、転換線がある123円75銭に迫ると買いが入った。前日の米製造業ISM指数が弱くてもさほど動じていないところを見ても、7日の米雇用統計にかける期待が下支えしているのではないかと見る筋もあるようだ。
今日のトヨタは史上最高の利益を出した割にはやや下げて引けている。三菱重工は多大きく値を下げている。どうもこのところいけないようだ。コマツも同様でこちらは中国不安だろうか。
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