3日の日経平均株価は、前場で下げたがその後は先物に買いが入り下げ幅を縮小、前週末比37円13銭安の2万548円11銭と3営業日ぶりに小反落。東証1部の出来高は24億1234万株、売買代金は2兆7809億円。騰落銘柄数は値上がり915銘柄、値下がり861銘柄、変わらず113銘柄。市場は、一部を除き、おおむね安心感のある決算内容だが、トヨタ、ソフトバンクなど指数を象徴する銘柄の決算を見たいとの空気もあり、上値は重いのではと言う。
3日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤にドル買い戻しの動きが出てやや強含んだ。午後5時現在は、1ドル=124円17~19銭と前週末比04銭のドル安・円高だった。始まりは、123円90銭台で取引され、一時124円10銭近辺まで買い戻されたが、日経平均株価の一段安を受けて仲値前後には再び123円90銭台に押し戻された。午後は株価の下げ渋りを眺めてじり高で推移。終盤にかけて124円20銭近くまで上昇した。前週末に弱かった米雇用コスト指数(ECI)を材料に売られた分が買い戻されたようだ。週末発表の米雇用統計を見極めたいと考える投資家が多い上、前週末に大分ポジションが調整されており、方向感は出にくいようで、調整的な売り買いに終始した。弱いECIを受けて米国の9月利上げ期待がやや後退したことで、今夜発表の米ISM製造業景況指数で雇用関連のデータが注目されると言う。
今日のトヨタは小幅な下落、市場の状況そのままと言うところだろうか。三菱重工はチョイ下げ、でも一時よりも大きく値を落としている。コマツはやや大きく値を下げている。中国経済の行方が気になるところだろうか。
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