30日の日経平均株価は、欧米株価の続伸と円安傾向が好感され、前日比219円92銭高の2万522円83銭と5日ぶりに大幅反発して取引を終えた。終値ベースで2万500円台を回復するのは、24日の2万544円53銭以来、約1週間ぶり。東証1部の出来高は25億9842万株、売買代金は3兆1786億円。売買代金が3兆円台に乗せるのは、SQ(特別清算指数)値算出日を除くと9日以来で、3週間ぶり。騰落銘柄数は値上がり1127銘柄、値下がり644銘柄、変わらず118銘柄だった。市場は、日立の好調な決算に対し好反応を示し、昨日の下げの主役だったファナックや東エレクが下げ止まりの動きを示すなど、サマーラリーに向けた環境は整いつつあると言う。


30日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤に参入した欧州勢のユーロ売り・ドル買いがドル円にも波及して上昇したものの上げ幅は限定的だった。午後5時現在は、1ドル=124円14~15銭と前日比48銭のドル高・円安だった。始まりは、123円90銭前後で取引された。午前は5日ぶりに反発した日経平均株価などを材料に円売り・ドル買いが優勢となり、124円20銭手前まで上昇した。午後は株価の伸び悩みを眺めて、124円05~15銭前後でもみ合い。終盤は、欧州勢がFOMCの内容を蒸し返し、ユーロ売り・ドル買いで参入したことがドル円にも波及し、一時124円25銭前後に上昇したものの、調整のドル売りが出て上値は抑えられたようだ。今夜発表される米GDPは注目材料になるが、市場予想を上回り買いが強まっても、124円50銭近辺では利益確定の売りが出て、上値を抑えられそうだとも言う。


今日のトヨタと三菱重工はそこそこしっかりと値を上げている。三菱重工は訴訟問題で大きく値を落としたが、何とか回復しつつあるようだ。コマツは大きく値を伸ばしている。今日は手持ちの株式原価を確認したら先月よりも60万ほど値を下げていた。それでもずい分と値を上げているが、あっという間に大きく価格が変化するので相場と言うものはやはり怖いものだ。


日本ブログ村へ(↓)