28日の日経平均株価は、上海市場の急落による売り先行などマイナス要因が先行したが、午後はやや盛り返して、前日比21円21銭安の2万328円89銭と3日続落。東証1部の出来高は21億6688万株。売買代金は2兆5774億円。騰落銘柄数は値上がり719銘柄、値下がり1033銘柄、変わらず140銘柄。市場は、引き続き中国市場の落ち着きを確認する必要があるほか、米利上げ動向を占うFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果待ちもある。国内も決算発表で一喜一憂となる。明日はもみ合い基調となるのではないかと言う。いずれにしても中国はもうそう長くは持たないだろう。
28日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、株価が下げ渋る中で底堅さを見せ、終盤もしっかりの展開だった。午後5時現在は1ドル=123円64~66銭と前日比36銭のドル高・円安だった。始まりは、123円台前半で推移していたドル円は、日経平均株価や上海総合指数が大きく値を下げたことから午前中に一時123円近辺まで値を下げた。その後、日本、中国ともに株価が下げ渋ったためドル円も徐々に値を戻した。株価以外には特段材料がなかったため123円50銭台で上値が重くなったが、終盤、ドル買い・ユーロ売りが強まると、ドル円もやや水準を切り上げた。終盤のユーロ売りについては、前日は材料がない中で、踏み上げ的な動きとなっていた上、きょうの東京市場では上値が重かったため、欧州時間に入ると利食いが出てきたのではないか。ギリシャ問題がひとまず落ち着き、投資家の関心が再び米国の金融政策に向かう中で米連邦公開市場委員会(FOMC)を迎える。今回は特に政策変更は予想されておらず、明日にかけて様子見になりやすいという。
今日のトヨタはやや大きく下げた。2015年の前半期の生産台数でVWに抜かれたからだろうか。三菱重工は米国の電力会社から訴えられていて1兆円に近い賠償を請求されているのでこれが原因のようだ。コマツはチャイナショックだろう。中国はもうそう長くは持たないだろう。
日本ブログ村へ(↓)