24日の日経平均株価は、週末要因に加えて主要企業の決算見たさに様子見となり、前日比139円42銭安の2万544円53銭と反落。東証1部の出来高は17億9811万株、売買代金は2兆767億円。騰落銘柄数は値上がり549銘柄、値下がり1241銘柄、変わらず101銘柄。市場は、業績絡みの個別株物色が中心であり、全体的には動きに乏しい。当面は決算にらみの展開になろうが、来週はFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えており、為替動向にも注視しておく必要があろうと言う。
東京外国為替市場のドル円相場は終盤も手掛かり材料に乏しく、1ドル=123円90銭を挟んでのもみ合いが続いた。午後5時現在は、1ドル=123円91~91銭と前日比12銭のドル高・円安だった。始まりは、123円90銭近辺で推移。午前は実質的な五・十日に伴う実需筋のドル買いが入って124円台を付けたが、弱い内容の中国製造業PMIを背景に日経平均株価が一段安となったことを受け、123円90銭近辺に押し戻された。その後は、週末を控えてポジション調整的な売り買いに終始したようで、123円80~90銭台の狭いレンジでもみ合いが続いた。国内と中国の株安に加え、東京時間の終盤に始まった欧州株も軟調となっていることから上値が抑えられる一方で、根強い早期米利上げ期待が下値を支え、午後は上下10銭程度のレンジを抜けられなかった。来週のFOMCは利上げ時期を占う重要なイベントだが、声明はイエレンFRB議長が『年内の利上げが適切』と述べた7月の議会証言より踏み込むことはないだろう。FOMC後は1カ月くらいボックス相場が続くかもしれないとも見る向きもあるようだ。
今日のトヨタは終わってみれば値動きなし。三菱重工はやや値を下げ、コマツはさらに大きく値を下げて引けている。このところ連続して株価は下げているが、7連続続騰と言うのが出来すぎで調整が続くだろう。どの程度が適正な値なのかその辺も分からないが、ちょっと高値が続き過ぎと言う気がしないでもない。
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