21日の日経平均株価は、中国株が続伸したことなどから午後はさらに買いが入り、円安傾向も拍車をかけて、前日比191円05銭高の2万841円97銭と6日続伸。21日は、前日の欧米株式市場の堅調推移を受けて買い先行で始まり、前場は同88円91銭高の2万739円83銭となった。東証1部の出来高は19億7840万株、売買代金は2兆1825億円。騰落銘柄数は値上がり1261銘柄、値下がり494銘柄、変わらず135銘柄。市場は、外部環境が落ち着き手掛けやすい。若干円安となったこともあり、後場は、終値ベースでの年初来高値にチャレンジする流れとなった。今晩の欧米市場が崩れなければ、明日も高値を試す展開となると鼻息が荒い。
連休明け21日の東京外国為替市場のドル円相場は、株高を受けて底堅いながらも上値では売りが厚く、終盤にかけて1ドル=124円台前半で伸び悩む展開となった。午後5時現在、124円38~39銭と連休前17日比38銭のドル高・円安だった。ドル円は早朝、124円20銭台で取引され、堅調に始まった日経平均株価を横目に、午前はおおむね124円30銭台で推移した。午後は株価が一段高となり、ドル円も買いが強まったが、124円50銭を目前に上げ一服となり、終盤は伸び悩む展開だった。先週のイエレンFRB議長の議会証言を受けて、年内の米利上げの可能性を意識してドル円は底堅い地合いになっていると言うが、株高を除くと新規の買い材料に乏しく、124円50銭前後での売りも厚いことから結局はレンジ圏にとどまったようだ。このほか、円安進行に対する日米政府のけん制発言に対する警戒感もドル円の上値を重くしているとみられる。
今日はトヨタは小幅に値を上げたが、三菱重工とコマツは小幅に値を下げている。全体に株価は上昇傾向にあるのにどうしてこの辺りが値を下げるのだろうか。相場と言うのは複雑怪奇だ。
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